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今月のピンポイントアドバイス



「お客を中に迎え入れる」という気持ち


 内開きか、外開きかの違いは文化の違いに由来するのかもしれません。和風建築では引き戸が基本のようですから、開き戸の文化がそもそも薄いせいでしょうか、内か外かの違いについては機能性や利便性、すなわち内側に開くだけのスペース的な余裕がないなどの事情によって判断されているようですが、余裕のある西洋建築では基本的に内開きが多いように感じます。
 住宅の玄関もホテルの部屋のドアも、果ては映画で観る騎兵隊の砦の門までもほとんどが内開きになっているのではないでしょうか。
 これは、「お客や家族や仲間を中に迎え入れる」という気持ちが自然と内開きにさせているのだと聞いたことがありますが、このような情緒的な面を医院設計の中にも取り入れ、歯科医院経営のレベルアップに結び付けるようにしたいものです。
 「限られたスペースをいかに有効に使うか」歯科医院を円滑に効率よく運営していく上で最も重要な発想です。その考えを進めるときに機能性ばかりが有効性を図る尺度ではないことを忘れないでもらいたいと思います。
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