TOP > ピンポイントアドバイス >
今月のピンポイントアドバイス



自由診療で広がる競合先


 自由診療の世界に入った瞬間から競合先が一変して拡大します。即ち狭い「歯科の市場」だけから「一般ビジネスの市場」にも関わるようになるのです。家電メーカーや自動車メーカー、旅行代理店、宝飾店などが競合先としていきなり登場してくることになります。
 「プラズマテレビを買うか、インプラントを入れるか」そのような消費者の迷いが発生するとき、歯科医院のドクターやスタッフにとってはシャープや松下電器あるいは家電量販店がライバルとなります。もちろん、患者がそのような選択の悩みを抱くようになるまでには、どこの歯科医院で歯科治療を受けようかという段階での同業者間の競争が存在します。
 保険診療が価値あるものと信じられていた時代は同業者間の競争だけでした。更に歯科医院の絶対数が不足していた時代にはその競争すらもありませんでした。しかし時代が進み、自分にとって価値あるものにはお金をかけることが当たり前になってきますと、歯科治療は単純な医療として別枠に存在するのではなく、患者一人ひとりの消費活動の中で捉えられることになり、家電製品や乗用車などの高額消費とのプライオリティ合戦を強いられることになったのです。
 そのような変化に対応していく上で重要な考え方が「顧客シェア」なのです。歯科界という狭い世界の中で「市場シェア」を拡大する路線を突き進み、多くの患者を捌くように診ることが「勝ち組歯科医院」のあり方であるならば、これからは「勝ち組」などを目指していたのでは時代の変化に追いついていかなくなります。世界的企業であるソニーや日立、トヨタやホンダの技術人に負けない「魅力ある
戻る
 ピンポイントアドバイスTOP

  Copyright (C) DBM. All Rights Reserved.