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今月のピンポイントアドバイス



急患と「患者本位」


 予約患者でアポイント枠に余裕がないにもかかわらず、突然来院した患者を入れてしまい、予約患者の時間が次々と遅れる

 これほど、予約制を無視した愚行はありません。シートが50席しかない指定席券を51枚、52枚と売ってしまうようなものです。弁明としては「急患だったので」ということになるのでしょうが、ここで「患者本位」が出てしまうのです。医療機関として「痛がっている急患を診ないわけにはいかない」ということが一つの理由でしょうが、きちんと予約をとり、仕事のやりくりもつけて5分前には来院し、尚、痛みを我慢しながら待合室で待っている患者にたいしてはこの上もなく不誠実だとは思わないのでしょうか。
 また、一方では「折角やってきた患者を一人でも獲得したい」という営業的な思惑もあると思います。気持ちは分かりますが、ここで安請け合いをしない態度をきっぱり表現することのほうが営業としては効果が高いと思います。
 「当医院は完全予約制となっており、本日はすべての時間でご予約を頂いておりお受けできない状況です。明日の午前10時でしたらお受けできますので、ご予約おとり致しておきますがいかがでしょうか」
 これが正しい対応です。急患と言っても歯科の場合は、救急車で運ばれるような急患はいませんから、あまり急患の我がままをそのまま受入れることはないと思います。このような毅然とした対応は、待合室にいる患者には大きな信頼感を伴って心に響くはずです。たった一人の
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