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今月のピンポイントアドバイス

コスト管理の基本をお知らせします

「必要経費」と「不必要経費」


 コストはその性格によって幾つかに分類することができます。経営を継続させるために最低限必要な「必要経費的コスト」と、経営を発展させるために思いきって投下する「投資的コスト」があり、これらはかけるべきコストと言えます。
 その一方で、そんなにかけることないのに使ってしまった「不必要経費」や、本来個人的支出であったものを無理矢理経費にしてしまった「似非経費」なるものもあります。これらはできる限り抑えなくてはならないコストと言えます。
 さて、この「不必要経費」や「似非経費」の代表選手のように言われがちなものに「接待交際費」があります。平均的な歯科医院のモデルに比して多過ぎる(対売上比率1.3〜1.5%が標準的)などと言って厳しく糾弾されるトップバッターとなっています。つまり標準値程度の支出は「必要経費」だが、それを超える部分は「不必要経費」であったり「似非経費」であるという主張です。
 しかし経費は費目によってかけるべき経費と抑えるべき経費に分けたり、標準値と比較して多いか少ないかを論じられるものではありません。その経費の使い途とその効果が問われるべきもののはずです。従って、接待交際費そのものが悪いのではなく、あるいは標準値を超えることが悪いのではなく、生きた使い方をしたかどうかによって、必要か不必要かを論じることが大事です。

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