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誰でも行き付けの店を持っていると思います。お気に入りの小料理屋、洋服屋、散髪屋などなど。
どうして「行き付けの店」になったのでしょうか?きっと居心地が良いからだと思います。
居心地の良さはどこから来るのでしょう?大切なお客として扱ってくれるからではないでしょうか。
大切なお客としての扱いはどのようなことを言うのでしょうか?丁寧で礼儀正しい応対のことでしょうか。それもありますが、慇懃無礼という言葉もあるように、馬鹿丁寧な応対は却って気分が悪くなったりして、むしろ居心地が悪くなるものです。
それは、やはり「お店の人達が自分のことを良く知ってくれている」ことではないでしょうか。もちろん、その店の料理が美味しいことや、服のセンスが良いこと、カットの技術が上手なことが基本的には存在するのですが、その上で、自分の好みの料理や味付け、服装の趣味、微妙なカットなどについて「良く知ってくれている」ことがあって初めて居心地の良さを感じ、繰り返し通うようになるのだと思います。
つまり「行き付けの店」という客側の店に対する思い入れは、「お客のことを知ろう」とする店側からのお客に対する思い入れからまず始まることになるのです。
美味しい料理屋、センスの良い洋服屋、上手な散髪屋などに出会い、2〜3回通ううちに自分の好みを分かってくれたかのような対応をされ始める頃から「思い入れのベクトル」がお客の方から店側に向いて行くようになるのです。
歯科医院も全く同じです。「医療は違う」という言葉は当てはまりません。比較的近所にある行き易い歯科医院、感じの良い歯科医院、評判の良い歯科医院を選んで患者はやってきます。期待以下ですと患者は次から来ませんから、期待を上回る内容であることが最低条件ですが、その上で「行き付けの歯科医院」になるためには、患者に対する思い入れを持って、その人のことをよく知ることが必要となります。
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